よく質問いただくこちら。
結論から言うと、当日はシャンプーしないほうがベターです。
理由は:
- カラー・パーマの定着に時間がかかる
髪の内部で色素やカールを固定するために、施術後24時間くらいは落ち着かせたほうが持ちが良くなります。 - アルカリの残留やキューティクルの状態
施術直後はキューティクルが少し開いていて、色落ち・パーマのゆるみの原因になりやすいです。1週間ほど髪の毛がアルカリに偏っているので敏感な状態です。 - 頭皮の保護皮脂が減っている
カラー・パーマの薬剤で皮脂が落ちている状態なので、シャンプーでさらに落とすと頭皮が乾燥・刺激を受けやすくなります。
ヘアカラー後の注意点
- 当日は洗わないのがベスト
髪の内部で色素が酸化して発色・定着するのに約24時間かかります。 - 洗うならぬるま湯+洗浄力の弱いカラー用シャンプーで優しく。
- 色落ちしやすい条件
熱いお湯、強い摩擦、紫外線、プール・温泉(塩素や硫黄)などは避けて。 - トリートメント
髪の内部補修ができるものが◎。特にヘアマスク系を週1回くらい。 - 乾かす時
濡れている状態のまま放置すると色落ちの原因になってしまうのでお風呂上がりは早めに乾かす。 - 仕上げ剤(オイル・バーム)
髪の表面を守る役割になるので、特に乾かす前と後につけるのがおすすめ。
パーマ・縮毛矯正後の注意点
- 当日は濡らさない/結ばない/耳かけしない
ウェーブやカールを固定するために24〜48時間は形を崩さないことが大事です。 - シャンプーは翌日以降
洗う時も根元を優しく洗い、毛先は泡で包むだけ。 - 乾かす時
タオルドライ後は揉み込むようにしてからドライヤーで自然に形を出す。 - スタイリング剤
ムースやバームなど“水分+保湿系”のものがカールの持ちに◎。オイルでもOK - トリートメント
毛先にしっとり系を使うとパサつき防止に。根元につけすぎるとボリュームが落ちやすいので注意。
それでもどうしても洗いたい時は?
1. シャンプー剤は使わずぬるま湯だけで流すのが理想
- 実はシャンプーを使わず、ぬるま湯で地肌と髪の表面の薬剤を軽く流す程度にとどめると一番安心です。
- 汗や汚れが気になるときも、軽く地肌を揉むように流すだけでもかなりスッキリします。
2. どうしてもシャンプーする場合のやり方
- 洗浄力が弱いアミノ酸系・カラー専用シャンプーを使う
- お湯は熱すぎない(35〜38℃くらい)
- ゴシゴシ擦らず、泡を髪に乗せて「包み込むように」洗う
- トリートメントは軽く毛先だけ、頭皮につけない
- タオルドライはこすらず「ポンポン押す」ように
3. 乾かし方
- パーマの場合はカールを崩さないように「揉み込みながら」
- カラーの場合はできればドライヤーの熱を当てすぎず、風をあてる時間は短めに
- 最後にオイルやバームを軽くつけて保護膜を作る
サロンでトリートメントや仕上げ剤をつけますので、なるべく当日はそのまま残して保護膜として活かすとより持ちがよくなります。
美容室のシャンプーは高くて続けにくい、という方もカラーやパーマ後1週間だけ用に美容室のシャンプーをおうちに置いている方も多く、色持ちやダメージに効果的です。
カラーやパーマ後のご自宅でのケアで、色持ちやパーマの持ち、ダメージ度合いも変わってきます。
ぜひ、お試しください!